パプアニューギニアと金について

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1. パプアニューギニアと金について

 パプアニューギニアというと、南の島、コーヒーというイメージがあるかと思います。では、実際どこにあるのか、ということについては筆者も地図で確認するまであいまいでした。パプアニューギニアは、インドネシアとニューギニア島を西、東で分け合い、南にはオーストラリアが位置しています。かつては、オーストラリアの委任統治領で、今は英連邦に属しています。

 このパプアニューギニアの輸出産品の中で、重要な位置を占めているのは、実は金なのです。南アフリカ、中国、カナダなど金の産出で有名な国々と比べ地味な立ち位置ですが、金産出のランキングでも、15位前後くらいに位置しています。

 以下、簡単にパプアニューギニアと金について触れてみたいと思います。

2. パプアニューギニアの金採掘

 パプアニューギニアは、オーストラリア、インドネシアと隣接し、その両国とも金を産出する国であり、パプアニューギニアも含めると南半球で金を産出する国家群といってもよいかと思います。

 実際に、パプアニューギニアで金を採掘している会社は、カナダのバリックゴールドなどです。そして、この地で採掘される金は、パプアニューギニアにとっては重要な輸出物になっているのです。パプアニューギニアは、金、銅、石油などを産し、資源は同国にとって大変重要な外交カードといってよいでしょう。

 パプアニューギニアは、部族などが治める土地が大半で、伝統的な共同体が存在する一方、そうした豊富な資源を有する国としてユニークな位置を占めているといえます。

3. 最後に

 日本にとっては、パプアニューギニアは、金が産出される国というイメージはまだ弱いかもしれません。

 ただ、この南洋の国が親日国であり、金を産出したり、石油を産したりと資源国であり、今までも高い経済成長を誇ったことなどは意識しておくことは重要であるのではないかと思うのです。

 今回は、「パプアニューギニアと金について」と題してお話しさせていただきました。

【参考文献】
今泉慎也「パプアニューギニアの資源開発と慣習地」アジ研ワールドトレンドNo.244、2016年2月