金・プラチナ投資の魅力を体感!セミナー ― 池水雄一氏が講演

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1.SBI証券がセミナーを開催

7月から金・プラチナの買付、積み立て専用口座の取扱いを開始したSBI証券が金・プラチナに関するセミナーを10月5日に開催するということで、セミナー講師池水雄一氏のお話を聞いてきました。ここではその様子について若干触れてみたいと思います。

SBI証券が金・プラチナ口座の取扱いを開始したのが今年の7月3日。2か月で2万口座を突破したということを見ると、個人投資家の金・プラチナへの関心の高さがうかがわれるのではないかと思います。
金の権威でディーラーとしても世界的名声を"ブルース・イケミズ"がどのような発言をするのか期待して会場へ向かいました。

2.金はいつ動く?

池水氏のお話しでは、金は現物資産として産出量は減ってきているものの、産出が続く限り増え続けるため、よく言われるように減少するようなことはないだろうとのこと。その資産価値は、一般に言われるように金利がつかないという考えは微妙に違うが、資産として安定した価値は持ち続けるだろうとのことでした。
 直近で注目しなければならないのは、米国のFRB(連邦準備制度理事会)の利上げだとうという見解でした。FRBの利上げいかんによっては、株価が動きその影響で金が変動するだろうとして、年初に値上がりする可能性について言及されました。

3.池水氏のプラチナについての見方

池水氏はプラチナについても言及されました。池水氏自身はプラチナへの投資には前向きなものの、投資家の投資資金がなかなか入りづらいことを指摘されました。プラチナ価格は金価格を上回っている時期がありました。その名残として、クレジットカードでも、ゴールドカードよりプラチナカードは上位に位置づけられています。しかし、このところ金価格を下回っています。

プラチナの主要産地は南アフリカで、隕石由来の貴金属。そしてその主要な用途としては工業用用途が占めています。自動車の排ガス浄化のために、プラチナが使われていますが、フォルクスワーゲンの排ガス規制不正問題により、欧州でディーゼル車をけん制する動きがありましたが、それによりプラチナ需要が一時的に鈍化しました。今後水素自動車が普増えていく場合、水素自動車にはプラチナがガソリン車、ディーゼル車以上に使われるので需要が高まる可能性がある、と指摘されました。

総じて、貴金属のプロの目から見た金・プラチナ投資、需要と供給に関する良質なガイダンスであったといえるでしょう。